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学校概要

教育理念・指導方針

建学の父 故 古賀米吉

故古賀米吉先生は、明治二十四年福岡県に生まれ、二十歳の時に郷土の小学校代用教員として教職に就かれました。
昭和十二年、市川学園の創設に参加し、市川学園の校長として学校づくりに専念されました。
昭和十八年、本学園の創立者故賀川信勝先生と共に船橋高等女学校の財団法人化に奔走され、昭和二十年に同校の校長に就任されました。
その後、市川・船橋両学園の理事長、中高校長として学園発展のためご尽力され、昭和五十八年に逝去されました。

人間尊重の精神

人は、一人一人かけがえのない人生を持ち、それぞれ異なったすばらしい個性を持っています。
芭蕉の句に、

よく見ればなずな花さく垣根かな

というのがあります。なずなは、いなかの道ばたなどに、ひっそりと、小さな白い花をつける春の雑草です。ある日ある時、芭蕉はこの花に、眼を見はったのです。なるほど、よく見れば、どの子供にも、それぞれ持ち味があり、異なった可能性があるようです。人間本来、かけがえのないもの、たった一度のたった一人なのでしょう。私はいつとはなしに、人間の苗作りに、限りない感激を覚えるようになってきました。

古賀 米吉 「楽しい学校」より

個性尊重の教育

生徒一人一人をよく見て、よい点や特色を伸ばしていく教育。
古賀米吉は「花のいろいろ」という随筆のなかで、
 
  心とめてみればこそ秋の山
        ちがやにまじる花のいろいろ

の句を引用し、「秋の野には、萩や桔梗や、撫子や女郎花や藤袴や葛の花など、色々な花が色とりどりに咲いているけれども、ちがやにまじり、ちがやにおおわれているために、心とめて見ればこそ見つかるものの、ついうっかりしていると、見おとしてしまう。それらの花はどれもどれも独自の趣き、独自の美しさをもっていて、かぎりなく貫く、かれんである。学園もまた何百という、人間の花の蕾でみちみちている。どの人もどの人も、独自の趣があって美しい。」と書いています。

「第三教育」の実現

本校の建学の精神の一つに「第三教育」があります。自分で自分を教育することを「第三教育」と名付け、生涯学び続ける、自立して生きる意欲を育む「第三教育」を促進する学校教育が本校の目指す教育です。
そして、向上心や学ぶ意欲などの心掛けを持ち合わせていれば、毎日、毎時間、毎分の見る・聞く・読むなどのすべてが自分自身を教育する機会になることを指導し、その具体策の実行をスタートさせます。
人は親から教育を受ける。次に教師から教育を受ける。いま一つ人は自分自身から教育を受ける。自分自身からの教育は、昔から注目されたことで、独学とか自学とかいわれてきた。ここにいう自分自身からの教育はもっと重大な意味をもたせたつもりで、いわば教育の三本の柱の一つ、いや一番大きな柱、基本になる柱とさえ思っているものである。かりにこれを『第三教育』と名づけておく。

いずれ親は亡くなり、学校とも縁が切れて、第三教育だけが残る。自分自身をどう育ててゆくか、どう処理してゆくか。かくて身につけた第三教育は、燈台となり羅針盤となる。それどころか、質のよろしい第三教育は、進歩発展してとどまるところがないのである。 どんな家庭教育を優秀なものというべきであろうか。それは、すぐれた第三教育を進めた家庭教育をいうべきであろう。どんな学校教育を、優秀な学校教育というべきであろうか。それは、質の上からも量の上からも、すぐれた第三教育を促進した学校教育こそ、優秀非凡な学校教育というべきであろう。

古賀 米吉 「楽しい学校」より

朝の10分間読書

「朝の10分間読書」は本を読むことで得られるいろいろな効果だけでなく、自分で自主的に学習する『第三教育』を実現したものであり、本校の教育の重要な柱のひとつです。
【読書の七つの楽しみ】
  1. 本を買う(探す)楽しみ
  2. 本を読む楽しみ
  3. 本を最後まで読む楽しみ(達成感)
  4. 読み終わった本の要約などを、ノートに書き記す楽しみ
  5. 読書の感激を友人に語る楽しみ
  6. 本の中で出会った名言などを、ちょっと利用してみる楽しみ
  7. 再読の楽しみ
古賀米吉 「楽しい学校」より